スタッフ募集

現場を知らないで設計だと思ってるアナタ!
職人と一緒に現場を作ってみると、見えてくる世界があります。
机の上で頭の中で考えてないで、いろいろ経験してみませんか?

まずは現場を知ることから始めましょう

入社して暫くは、現場で職人と一緒になって手を動かしてもらいます。実際にいろいろ経験してから、自分の進みたい道を決めても大丈夫。大工、設計、現場監督など…出口はひとつじゃないです。

あると望ましい資格など

学歴、経歴、資格などは問いません。建築に関する資格も必須ではありません。ただし、モノづくりに興味があると嬉しいです。あと普通運転免許は必要です。

必要な基礎体力

例えば10km程度ランニングできるくらいの体力など。
ちなみに社長の趣味はトライアスロンです。よかったら、一緒にトレーニングして大会に出ましょう!

給与などの待遇面について

仔細面談にて。
年齢や経歴などでいろいろ変わることが多いので、働き方も含めてご相談しましょう。

まずはご連絡ください。見学も随時可能です。
じっくりとお話しをしましょう。

応募フォーム

下記の、スタッフの声も読んでみてください。

スタッフの声 その1

ひとり目は、かつて一緒に働いた仲間の中村谷氏。
美大の建築科を卒業して建築設計事務所に設計士として勤めてみたものの、自身の理想と違う職場に悩み、退職。
高田工務店に入社して3年程、共に仲間として働いてくれました。
現在は地元に戻って建築の設計施工を行っています。実際、高田工務店で経験したことが、今の仕事にも繋がっているそうです。

高田工務店に勤めて

私は就職活動中、ある建設系就職斡旋会社の紹介で高田工務店を知りました。 まずはホームページで会社のフィーリングや内容を見て、面接で話をしてみて「モノ創り」が間近であることが魅力で入社しました。
入社した頃は、未経験に等しい私にできることといえば、現場や下小屋での掃除、片付け、建材運び、事務所では、CADのマスターや資料の整理程度でした。 聞いたことがない専門用語や建築辞典にも載っていない単語が飛び交う中で、それらをひとつずつ理解するのにとても苦労しました。
そのうちに、手摺の取付けや段差解消工事などの小さな工事から任される様になりました。現場下見、図面作成、提案、保険等の手続き、そして施工。 これを繰り返しながら段々と工事内容が大きく、数も増えていき、新築や増改築を任される様になりました。もちろん、現場では問題が生じることもありますが、周りの強力なフォローアップでそれをひとつずつ解決していき、同じ問題はなくなります。
ここでの仕事は、お客様と出会ってからプラン提案、設計、見積り、施工、その後のメンテナンスと 一貫して携わることができます。またその随所で、はっとするような様々なテクニックを得ることができ充実しています。 柱や梁を担いだり、土、コンクリート、モルタル、鉄、銅板、和紙、塗料・・・と、様々な素材、建材を素手、素肌で感じられること、また建前(上棟)や直会、昔ながらの文化や知恵、職人技に触れる日々は私にとって常に新鮮で大変興味深いものです。
今時、プレカットを使わない手刻みの工務店などほとんどなく、貴重だと思います。珍しいからではなく、材木のクセを見極め適した場所に適した仕掛けを施すことは絶対に後世にも残すべきことと思います。また、「家」という分野において建売や分譲はやらない、さらには木造に特化した完全注文住宅という規格化なしのこだわりも大切なことだと思います。
仕事をするにあたり、年齢や経験も勿論大切です。 しかし、それには関係なく、その時にある知識と感性で思いっきりやることの方が大切です。 何にでも興味を持つこと。色々な視点からものを見ること。感じること。 そこから自分なりの発想につなげる。
そんな職場です。

2006年2月28日 中村谷 威之

スタッフの声 その2

ふたり目は、今も現場で働くスタッフR氏。
大学院まで建築を学び、大手建設メーカーで設計士として5年ほど経験を積んできたものの、一念発起して退職。
高田工務店に転職してきて現在3年目に突入。そんな現在の心境は?

設計士が現場でモノを作るということ

建設メーカーの設計部で仕事をしていたので、建築のことは多少なりとも理解しているし、わかっているつもりでした。工務店といっても、同じ建築業界、やっていけるだろうとタカをくくっていましたが、そんな甘い考えではなかったことを痛感しました。全く違う業界に転職したのと同じ感覚だと思います。
いざやってみると、何もわからない、いちから全部、聞かないとわからないことだらけ。今までの経験が役に立たない、歯がたたないことに驚きました。しかし、業界経験者としての転職なので、知ってるものとして扱われることも多々あり、もう必死になってついていくしかない! 新卒と同じ気持ちになっていろいろと教えてもらい、少しずつ経験値を増やしているところです。
何がわからないの? と問われると、その現場、現場で次々と見たこともない壁にぶつかるので、それを毎回、職人さんたちに聞きながら壁を解消していくので、たぶん、一生、わからないことがあるんだと思います。自分は大工ではないから知らなくていい、ではなく、一緒に作ってみて理解を深めることで、また別の現場に行ったときにその知識が役立つとか、そういう積み重ねの連続ですね。そうして仕事をしていくうちに、わからなくていいことと、そうではないことの線引きができるようになってきました。全てを知りたいけど奥が深すぎる、でもその深い部分はあの職人さんなら知ってる、この大工さんならわかってる、そんな仲間との信頼関係も重要だと思います。そういう信頼関係も一緒に現場に入って、実際に手を動かしているからこそ生まれるものだとも思います。
設計部で働いていた頃は、設計士は現場の収まりを知らないからダメだとか、現場の人に怒られることが多々ありました。本を読んで勉強してもわからないことも、現場で職人さんたちに教えてもらって、肌で感じられる。こんな経験はなかなか他ではできないことだと思います。ここでの経験を通して痛感するのは、役割はあっても、お互いをリスペクトし合いながら仕事ができる環境というのが重要だということですね。